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執筆者の写真ゆたか認定こども園

5月22日(土) ゆたか福祉会法人職員 オンライン園内研修会


国からの緊急事態宣言が明日から6月20日まで宣言されたことにより、法人職員全体での

研修会ではなく、各園ごとに分かれ少人数での参加、マスクの着用、換気の徹底など、

感染対策をしっかりと行い研修させていただきました。




オンライン研修の内容は、東京大学の遠藤利彦先生による


「 保育者の真の役割とは ~人を信じる心を育てる~ 」

 乳幼児におけるアタッチメントと非認知的な心の発達

 ウィズ・コロナ、アフターコロナを見据えて


いつも子どものそばにいる保育者の存在が、どれほど大切なのか。

社会は人が信じあう事で成り立っています。

私たちを取り巻く環境のなかでは、新型コロナウィルスが大きな壁として子ども達の環境、

保育者の環境、家庭環境に大きな影響を与え続けています。

 乳幼児とのコミュニケーションの中で、子ども達は大人の表情をみて喜怒哀楽を感じ取ることが出来てましたが、マスクを着用する事で顔の半分以上を隠した状態で子ども達への感情伝達が充分に行えているのかと、保育生活の中で不安な部分も多くありました。しかし今日の研修では、昔からよく言われている「目は口ほどにものを言う」目は最も効果的なコミュニケーションツールの一つであり、人間の子どもは視覚刺激として人の顔を最も好み、その中でも「目」に特別な関心を寄せる。という事を学びました。

本来なら顔を全体的に見せてコミュニケーションを取ることが一番良いのですが、それが難しい今、視線や眉毛の引き上げ、顔上部の表情、丁寧な言葉かけ、身振りをフルに活用し、子ども達に寄り添っていきたいと思います。

また、アタッチメントは愛着を求める子どもの自然な行動であり、スキンシップよりも大切と言われています。乳幼児期に受けた愛情・安心感を身近な信頼できる大人から沢山受けることにより、その子が大人になった時の犯罪率や生活のレベルに大きく影響する事を学びました。私達保育者が、身近な大人として子どもが信頼できる「安全な避難場所」・「安心な基地」になるように努めていきたいと思います。




オンライン研修後は各クラスに戻り、子ども達へよりよい保育を行えるよう、マニュアル

作りの話し合いや、緊急事態宣言中でも感染対策を行いながら、よりよい保育が行えるよう話し合いました。



未だ新型コロナウィルスが猛威を振るっていますが

子ども達の心と身体の成長に影響を与えず、すくすくと成長していける環境や関わり方に

これからも力を入れて頑張ります!



保護者の皆様のご協力があっての学びの場・成長の場を設ける事ができました。

日々保護者の皆様へ感謝しております。

今日は午後からの家庭保育のご協力ありがとうございました。



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